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Jim Carrey


 ジム・キャリーは『メリーに首ったけ』のベン・スティラーの監督で、『ケーブルガイ』という作品にも出演していますね。『トゥルーマンショー』ではゴールデングローブ賞も受賞しています。でも何と言っても最高なのは『マスク』でしょう。マスクを付けたスタンリーは『アラジン』のジェニーちゃんとキャラが少しかぶっていますが、CGの見事さと、ジム・キャリーの小心者の演技がハマって、まるでアニメを見ているような感じです。一番好きなシーンは、マスクを取り囲んだ警官達が、リズムにのって思わず踊りだしてしまうシーン。こーゆうばかばかしいシーンは、実写だと動きが小さくなって難しいのですが、それを感じさせないみごとな演出でした。
 思わず踊りだしてしまう・・というと『フル・モンティ』のなかで、ドナ・サマーの音楽に合わせてリズムを取ってしまうシーンを思い出します。中年男と職安とダンス、この組み合わせが最高でした。
 いまから20年ほど前にニューヨークでディスコブームがありました。火付け役は『サタディーナイトフィーバー』・・ビージーズの曲が切なく心に響く名作でしたが、あのトラボルタのダンスシーンは今から思うと喜劇ですよね。絶対笑っちゃうと思います。でもあの当時そーとー影響を受けまして、もう少しで似たようなディスコシャツを買っちゃうところでした。