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Steve Martin
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 スティーヴ・マーチンといってもピンとこない人もいると思いますが、以前NHKで世界のショー(確かこんなタイトルでした)という番組に出ていました。ピックアップされたメンバーは、マイケル・ジャクソン、マドンナ、ホイットニー・ヒューストンなど、一流のエンターティナーばかり。その中の一人ですから、彼のコメディアンとしての実力のほどが伺えます。もちろん大笑いしたのは言うまでもありません。最近の映画で言うと『花嫁のパパ』のあの人です。
 『サボテンブラザース』は最高のどたばた喜劇でした。監督は『アニマル・ハウス』のジョン・ランディス。3人の映画俳優がメキシコへ来て、7人の侍よろしく本物の用心棒になってしまうというストーリーは、はちゃめちゃそのもの。おすすめの1本です。
 スティーヴ・マーチンはしゃべっていないときが面白い役者で、言ってみればパントマイム系。口をあんぐりと開けて、言いたいことを言わずに笑いをとるのがお得意のポーズ。そういえば、ウォルター・マッソーも、ジャック・レモンも得意でしたっけ。(この2人、久々にコンビ復活ですね)
 あと2本紹介するとしたら、『マイ・ブルーへブン』と『奇蹟を呼ぶ男』。憎めないいかさま男が最高です