2000-9
ヤッチまいました・・・・・・・。
この夏は焼けないようにと、ココロに決めておいたのに、“夏の誘惑”には勝てなかった。
先月のここに書いた「日焼けコンテスト」には出なかったものの、ただ、この歳になってもこれだけ黒い人って、私は知らない(アンタノコトデショッ)
みんな美白に走るお年頃、日傘に帽子、長そで、アツ塗り日焼け止めと、万全を期して太陽に立ち向かっている。その強い姿勢と意志「すばらしい」と思う。
・・・・・・・・でも私にはマネできない。やっぱ無理なンだも〜ン。
今年の直江津海岸は例年よりもキレイだった。
透明度も高く、自分の足もどうにかではあるけど、結構見れたりもして、ナカナカ良かった。
ンナもんで、ずっーと海の中にいた。
当然真っ黒になった。一族みーんな真っ黒。
子供達はさすが新陳代謝がはげしく皮もむけて、肌の色も落ち着いて来たけど・・・・・・・・この私は、まだまだ。さすがオンナ四十、輝いちゃって、いまだにゴールドです。
「うっわ〜、くっろーい!」日焼け美人を発見。そばに近づいてみる。
「ゲッ、やばい」私の方がクッ・クッ・くろ〜いよー。足早に逃げ去る?
こんなことを続けている20世紀最後の夏でした。
“秋の誘惑”は何と言ってもおいしいもの。食に走る秋の到来です。
すっかりたるんでしまったお腹をひっこませたり、背筋を伸ばして胸を張ってみたりしても、夏のグータラ生活はカラダに正直に現れている。
まいったぜ、こりゃ。ダイエットはつらいぞ、特に秋は。
ダンス系のおばさんとしては、カラダの線は見映えはもちろん、振りのキレにも影響する。きちっとシェイプされたボディにしないと、こりゃ、ダンプ系のおばさんだわ・・・・・・ドキッ。
この秋、友達が20年ぶりのソロ・ダンス・ライブをやっちゃう。
子供の頃からモダン・バレエをひたむきに続けてきた彼女は、仕事・結婚・子育てなどで中断しながらも、コツコツと地道にやってきた。
こういう“自分の道”をほそ〜く・なが〜く極めていく人って、ホントえらいと思う。
コツコツと地道に・・・・・最近このテの尊敬できる人たちと関わることが多い。
これはきっと私自身が“コツコツと地道に”が苦手で“おおざっぱにいいかげん”な人間だから、「おそばに寄って見習いなさい」と、神のオボシメシでしょう・・・・・・と、謙虚に受け止めています。ワタシにしちゃエライ!
モダン・バレエのその友人は、そりゃ20年ぶりの一人舞台だから、気合いの入れ方がすごい。
コツコツと“思い”もためてきた分、やるとキャやるモンですね。
一人で20分の作品を2本、それも1日2回公演というハードな舞台です。
ワタシは有能な?スタッフ。チラシにチケット、プログラム作りでお手伝いしていますが、会場のオーナーと知り合いって事もあって、ほとんど総合プロデューサーです・・・・・・・ナアーンのことはない、お茶だしや雑務のパシリってやつです。
あと、当日の司会進行もやるんだけど、ついつい目立ちたがり屋のワタシとしては、ここを1発しめておきたい。始めからシメンなよと、怒られそうですが、いろいろと目論んでいます。
ちょっと宣伝。おヒマなら来てチョ!
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■日時 |
2000/10/29(日)
14:00/17:00(開場20分前)
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■会場 |
まなび舎『遊山房』
神奈川県横浜市都筑区中川1-18
マイキャッスル中川1F
横浜市営地下鉄「中川駅」より歩いて3分
TEL&FAX,045-913-2725
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■料金 |
前売1,800円/当日2,000円
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■予約・問合せ |
TEL&FAX,045-943-4349(岡田) |
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この会場のオーナーの奥さんが、ナンと「しやま 礼」さん。
そう、『ふみ’sレター』のイラストを描いてくれているお方です。ここにも“コツコツと地道に”やってきたエライひとが。
彼女は元漫画家。いまはフツーのおばさん、いやいや正確には、ついこの間まではフツーのおばさんしてた。ヤッパ、彼女もなが〜いブランクを乗り越えてカムバックするんですって、そー、漫画家に。
自分にしか出来ない事をまたやりたーいと念じてるうちに、チャンスが舞い込んできたとか。
集英社の別冊「Yuung You」(11月〜12月頃発売)に、載るらしいので要チェック!です。
彼女のダンナ・会場の『遊山房』のオヤッさんも、ちょっとユニークで、タイプは違ってもやっぱり“コツコツと地道に”自分の道を通して来た人。
大手商社を脱サラして、残りの人生を「100年かけて新しい伝統文化を作る」のための『まなび舎・遊山房』に私財をかけたヒト・・・・・・おとこのロマンだね〜。
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そしてもうひとり、ワタシの実姉のダンナ。落語家・林家時蔵。
別に身内を褒めるわけではないんだけど、このオヤジも頑固でシツコイ位の“コツコツと地道に”生きてきた人。
今どきの落語家は、噺だけじゃ食っていけないモンで、タレントまがいのことをやっている人がほとんどで、大変なオシゴトなのである。まっ、芸の道は厳しいもんですが・・・・・・。
この兄(アニ)さん→→→ (*姉と結婚したときは二つ目だったので、ワタシは今でもこー呼んでいます*)→→→ワタシより数倍もパワーのある姉にせっつかれて、最近はオシゴトの量も質もバージョン・アップした・・・・・・・というより、サセラレタかな。
古典落語一筋の芸歴は、姿かたちにも表れるモンですね。定番の五分刈りに古典顔、どっからみても一昔前の日本人。明治・大正・昭和の顔立ちなんです、これは笑っちゃうぐらいに。こんな顔はめったにないから、これを売りに、ということで、プロダクションに登録したんですね。本人は渋々なんでけど。
最初は五分刈りの頭の、しかも後ろ姿のみの1カット。キリンビールのCMでした。画面の隅っこのぼんや〜りした影だけでしたが、ウチの家族は多いに盛り上がったモンです。
次がさくら銀行。ナンとあの広末涼子と共演ですヨ!八百屋のオヤジ役、ハマってました。
その後も宅急便の魚屋のオッチャンになったり、ウンナンといっしょに大工役で映っていたりと、今は多分♪♪さんかんび〜、さんかんび〜♪と歌いながら踊っている、前掛け姿の八百屋です。セキスイハウスだったかな。
彼の躍進は続き、ホンのチョビッとだけど、アノ天下のNHKの連ドラにも出ちゃった。何となく兄さんも芸人らしく見えてくるから不思議。
この夏も田舎で「笑いの神様がやってくる!林家時蔵落語会」な〜んていうのをやっちゃったんですね。
このプロデューサーは、ウチ。ファミリー・ビジネスみたいに、ワタシと息子がチラシを作って、田舎の村で配りまくり貼りまくる。前日の盆踊りでジージ(ワタシの父)がPRして、その横に兄さん。
当日は、昔顔のイラストがプリントされたTシャツを1,000 円で買ってもらおうと、ウチの娘や姉と妹の子供達が売り子になる。息子はビデオとカメラ、ワタシは進行係。
村の人たちは大勢集まってくれて、それは大盛況だった。まっ、無料だったからね。だけど田舎らしく『投げ銭』なんてのもあって、それを拾って集めるのもワタシ。この役が一番よかった。いま思えば、コッソリとポケットに隠しておけばよかったな。
ところで、この兄さんの『林家時蔵』落語会
[らくごは、ごらく]を『遊山房』でやります。
9月30日(土)19:00開場 19:30開演
当日2,500円・前売り2,000円
お問合せは TEL&FAX,045-913-2725『遊山房』まで。