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1999-12a

 6回目にしてようやくフンフンとうなずける絵になったと思いませんか。やっと‥‥です。『誰かににている似顔絵』が、すこ〜し誰だか判るようになったということでしょうか。“習うより慣れろ”といいますが、ナラって似せる絵にするより、ナレて似ているかな〜と判ってあげる事の方が、はやい。しかも優しい、ということです。ナンカとってもいい人になったような。
 いい人の代表サンタクロース。こちらは『FREE』のコーナーに入っています。季節モノは♪♪ジングルベルのクリスマス。はやいですよね、もうこのシーズンです。
「今年は夜景がきれいなホテルのスウィートでイブを過ごす?」「誰と?」
「もちろんこの宇宙で一番君を愛している、このぼくと」「ハア〜?」
「1999年の記念すべきクリスマスに、最高のプレゼントをきみにあげるよ」「ナニッ?」
「ほら、夜空に輝くあの星を☆★☆あの一番美しい星が君に似合うよ」「‥‥‥‥イカレテル」
「僕と二人で夜空のムコウに行かないかい?」「ヤダ」
 先日の文化の日に地域のお祭りがありまして、会場はすごいヒトでした。3年前から本部のお手伝いをしているんですが、今年はメチャメチャ疲れ果てました。『本部・インフォメーション』のドでかいタテ看には、「ナンでもきいてチョ」とでも書いてあったのか、マア〜来るわ来るわヒトが。大盛況でした。ヒトに酔っちゃったんですね。
 会場の一角に特設ステージがあり、そこに私の教えているダンスチームの子供たちが出演したんです。教えてると言っても、まだ6ヶ月あまり。思い切って出演してみちゃったア〜、のノリだったんですが‥‥これがマアたいへんだった。
 前にこのコーナーで、小学校の運動会の過熱ぶりをご紹介したでしょう。アレです。み〜んなアレなんです。親の気合いの入れようと言ったら、コワイ、スゴ過ぎです。親が“おそろ”のスタッフTシャツで身を固め、片手にメイクブラシ、もう一方にはビデオカメラ。ステージ横を陣取ってまさにサポーター軍団。その熱気に初心者集団のウチの子たちは、まっしろッ。10歩ぐらい後ろに引いちゃって、リハーサルなんかは緊張しまくりでした。私の方も思わずナキが入るくらい緊張して、お家に帰りた〜い。
 だけど、ウチの子たちはやってくれました。初めてのステージなのに、本番は堂々と踊りきってバシッと決めてくれました。私はといえば、ステージ脇で心臓バッコンバッコン、情けない。いいかげんに振り付けしていた自分を大いに反省しながらも、見事にダンシングした子供たちに感謝、カンシャでした。だけど自分が踊るほうが、ず〜っとラクだわ。


 1999-11b

NEWコレクションに“一筆書きアニメ”が登場しました。
 中学や高校の時、面白くない授業やカッタルくて集中できない時に、ノートの端っこに落書きした絵。ピラピラとノートをめくると絵が動き出して、ストーリーを持たせて楽しんだりしました。自分だけのシンプル・キャラを作ったりして、まさに「ソッと一人で楽しむ」授業。寝ないで静かに集中しているフリにはピッタリの“うらわざ”です。そのピラピラめくるノートが♪イッツ・オートマチック♪すると、こーなるのです。

♪♪♪ゴーマルサ〜アン、ゴーマルサン、エドッウィン♪♪
ロケバスの中で歌うブラッド・ビットは、やけにカッコイイ。このCMでEDWINの人気が上がり、リーバイスを抜いて業界売り上げトップになったとか。わかるよーな気がします。さりげなくカッコイイというのは、ジーパンの基本ですもんね。
 さりげなくカッコイイ見本がもうひとつ、GAPです。ギャップの商品もナカナカなんですが、カッコイイのはやっぱりCMの方が一歩抜き出ている感じカナ。どれもモデルがギャップの商品を着て踊ったり歌ったりとシンプルなんだけど、しつこすぎる商品説明が多い今どきのCMのなかで、これは「見たい」CMのひとつです。
 歌の中にも踊りの振りにも、なんに〜も商品や商標のアピールはないのに、なぜかあの「GAP」のTシャツ着たくなっちゃう。そしてさりげなくカッコ良くなったよ〜な気もしちゃう。ヤルナ〜
 そしてNIKEモノには脱帽です。もう20年も前になるけど、革のテニスシューズの側面に、このロゴが入っているのを見て、私は自信をもって「ニケ」と読んでいたんだけど、当時はあまり日本では有名ではなかったんです。
 友達にもらったアメリカのデザインの本「THE ONE SHOW ADVERTISING'S BEST PRINT,REDIO,TV」には、NIKEのCMも載ってるんですが、何が違ってこんなになっちゃうの?ってカンジ。ついこの間までTVで流れていたと思うんだけど、女子マラソン選手の誰かがゴミ回収車と“レース”をするヤツと、ロナウドがエアーポートで“ゲーム”するヤツ。あれも面白かったですよね。あーいうの、日本では作れないんでしょうかねえ。 
 あっ、でもね。最近見た「ナショナル・ジオグラフィック」の広告はヨカったです。確かカメラメーカーの広告、ドキュメントタッチでした。「MISS ダンディ」“男として生きる”がタイトル。性同一障害が認定され性転換が可能になった最近、隠しきれなかった「本来の性」を自分もそして他人も認めること‥‥そんなカンジの『一枚の写真』がとても印象的でした。この本の広告は全体的に質は高いですよね、歴史がそこにあるからかな。
 歴史‥‥‥ねえ。私にもひとつ歴史が増えちゃったんです。
 先日ウン歳の誕生日を迎えた私に、ウチのだんなは「GAP」のセーターをプレゼントしてくれました。お店が近所にあるので、チョコチョコぶらついてはいるのですが、いざ「なんか欲しいもの買ってやるよ」な〜んて言われちゃうと、これが迷うのなんのって、もう焦っちゃうくらいでした。早く選ばないと気が変わっちゃうかも、でもせっかくの記念ナンだからここはジックリと‥‥‥悩んで店内ぐるぐる。気が変わっちゃうのは私の方で、Tシャツ、パンツ、スカート、セーター、ジャケット、帽子にバックと、見るたび触るたびに欲しいものは変わっていく。
 CMのように、さりげなく自然にカッコよくを目指したのですが、こりゃ、ボディごと買わなきゃ無理だ。手足が長くてメリハリがあるボディは、残念なことに在庫がなかった。できたて飲むかフジワラノリカ、もしくは封切りになったばかりのプリティ・ブライドぐらいのボディを発注したい。うーん、さりげなくっていうのはスペシャル難しいですね。
 さっき見た♪♪ゴーマルサ〜アン‥‥♪では、ナンバーワン感謝記念とかで、“EDWIN買ってブラビに会おうアメリカツアー”なるものがやっていた。ジーンズ界で長年トップを守っていたジェームス・ディーンには、今さらもう会えないとなると、時代はやはりブラビなのね。だけど、イイ男っていうのはいつの時代もGパンが似合う。これはひとつの定義ですね。


 1999-11
 
毎回「FACE」のコーナーのアラ探しをするのが、私の楽しみのひとつです。だってあまりにも似ていないのに、堂々と“似顔絵”と言って放つ、そのイイ根性にはビシビシと言ってやることの方がシンセツだと思うのです。
 今回はクリント・イーストウッドよ!信じられる?渋くてカッコイイあの名優が、なんてことか、「改心したドラキュラー伯爵」になっている。驚きをとおりこして呆れるばかりです。映画ファンの皆さん、ホントごめんなさい。許してチョ。
 ところで、外国映画でよく見るパーティーシーンって、ドアー・トウ・ドアーのリムジン送迎。ロールスロイスの車内で、スリットドレスから伸びた細くしなやかな足を組んで、シャンパン片手におしゃべりをするというのが基本形です…………と、わたしは思っていた、のですが。
 先日、某アパレルメーカーのパーティーに行ってきました。わたしのパーティーシーンは何故か「基本形」とはエライ違い。まず、ロールスロイスは間違いなく来ない。そして重要な要素となるお天気は最悪。バケツをひっくり返したようなスゴイ勢いの雨と、ブッ飛びの風にもかかわらず、荒天決行したのです。決死の覚悟で取りあえず駅まではクリア。ただ、駅の料金表は私をかたくなに拒否するかのように、斜め45度上にえらそーに位置していて、悔しいけど私はポワ〜とそこで立ち尽くしてしまったのです。そう、電車慣れしていない人ならわかるでしょ、料金表の電車図がチンプンカンプンなのよ。友達に教えられて、ようやく切符を手に入れた状態でした。
 そんなこんなで、ようやく目的地に到着。そこはさすがの表参道でした。花。キン(古〜)の街路樹通りはヤケに落ち着いていて、街往く人はみんなしっくりと秋色になっていたような。
さて、そのパーティーだけど、ご招待メンバーが凄かった。 
政界や財界、芸能界と『出会いの場』を強調する主催者の挨拶通り、黒いスーツのおじさんたちが、やたらとペコペコ頭を下げて名刺交換の“出会い”を堪能していたようでした。髪をアップにしたコンパニオンのお姉さん方も、黒のロングドレスを着ていたもんだから、黒づくめのパーティーだった。“ブラック・パーティー”と呼ぶには、ちょっとリアルすぎるかも。コワ〜。 
 私はというと、3,500円でやっと射止めたエスニック柄のロングスカート。気持ちスリットが入っていたので自分では満足して買ったんだけど、私の足の長さが災いした。歩幅も大きいから実に歩きにくい。両手で脇をたくしあげ大股で歩くので、結果スゴ〜い格好になってしまって………悲しい。上はニットのアンサンブル。パーティー用には向かないかなとも思ったけど、後で着回しできることの方が当然優先しちゃう。これだって3,800円したんだから。
 一応「パーティー」なんだから、私だって真剣コイて考えたのです。雑誌のクロワッサンで“フォーマルをカジュアルに着る”だか“カジュアルにフォーマルを装う”という企画があったので、熟読して研究しました。だけど、誌面にはスタイリストとかプ
レス、デザイナーなんて人ばかりで、肩書だけで十分おしゃれなんですね。ヤッパ、マネできないと思いました。フツーの格好で出席です。
 ところがこれが良かった。ファッション業界の重鎮らしい80歳を過ぎたおじいちゃんが、皆を一喝。「黒ばかりで葬式のようだ。いいかげんみんな個性を出して人と違うものを着なさい」と。オーッさすが!
 ほかにも立派な方々が何人も熱ぽっくご挨拶していたけど、よく覚えていない。極めつけは元総理大臣なんて人もいて、そーいえばどっかで見たような人だったけど、ここ数年とっかえひっかえの総理大臣なモンだから、過去の人はすぐ忘れちゃうのは仕方ないよね。
 私の友達は、チョー有名劇団の重役夫人なんだけど、すっごく普通ぽい人なので、私と同じように『ご挨拶』には満腹状態だったよう。○○市長殿に挨拶されたときも「はあー、まあ、あら、そうですか」の連発で困った顔をしていた。二人で会場の隅っこのソファーに陣取り、ひたすら食べているほうが幸せだったので、サッサとえさ?を運び込んではタラフク食べていました。ひとしきり食べると、周りを見渡す余裕なんかも出てきて、すると同じような二人組がソファーに掛ているのに気がつきました。なんとアノ「ダ・カーポ」。♪雨上がりの朝………結婚するって本当ですか♪のご夫婦シンガーです。ケバイ派手さも毒ぽさもなく、なんか“普通のいい人”で好感度高かったです。毒ぽい油ギトギト系の人が多かったせいか、隅っこのソファーはとっても落ち着いちゃうオアシスでした。
 コンパニオンのお姉さんが、次から次へと汚れたお皿を片付けてくれるので、しこたまいっぱいエサを運んできては食べる、の繰り返し。『明日からダイエット』の合言葉で全料理制覇達成しました。もう、きっと“お呼ばれ”しないだろうな。


1999-10
 
な〜ンか、ショパンのピアノ曲とか聴きたくなっちゃうでしょ、秋って。しっとりと行きたいですよね。
 アトリエ・フーも秋の新作コレクション揃いました。万華鏡を回すみたいにゆっくりと入れ替わるアニメーション。ねずみのチュウ次、ベレー帽のそら豆、首振りカラコロなど、魅力あるキャラクター達です。このキャラクターは、「FREE」のコーナーで単品になっていますから、お好きにダウンロードして下さい。
 同じく「FREE」のno,15『.アフリカの陽気な女達』大きな声じゃ言えないけど、実はアレ、モデルはアタシなんです。夏が過ぎても肌の色は定着して、ほぼ年間を通して褐色です。イイでしょ〜。
 「FACE」のリチャード・ドレイファス。〔この絵にひとつだけ手を加えて別なものを作りなさい〕と言うお題があったら、私はな〜んにも迷わず、おでこに3本みみず線を書き込んじゃうぞ。それもハカナク細いみみずをね。完ぺき野口英世です。
 先月このコーナーで、『暑い』を連発していたのがうそのように、すっかり秋が香ってきました。娘達の通う小学校も2学期、息子達もお弁当が始まりました。そして夏の疲れが出てくる頃だけど‥‥‥ところが、子どもは実に元気です。運動会の練習とかで朝はや〜くから走っています。すごいなあ、起きてから30分ほどでもう走るという動作ができる。たいしたモンです、若いって。
 その運動会、小学校は休日に行うんだけど、年々ギャラリーは凄くなる一方なんです。とくに1年生の徒競走ともなればゴール周辺は熱気ムンムン。我が子をカメラに録ろうと、親がグワ〜ンといっぱい集まってきてポジシヨン取りは、殺気バシバシです。
『天高くビデオ持つ秋』‥‥‥そう、ハンデイーカムとか言うビデオを片手に高くあげている人、三脚構えている人、ローアングルを狙ってかがみ込んでいる人、その間を縫って使い捨てカメラと、 それはもう面白いとか言い様がないのです。 運動会
この過熱ぶりにはさすがに学校側も手を打ちました。ゴールの向こう側にもう1本ゴールを作って応戦『このヒモより前方には入らないだください』と。だけど集団の力は強い。そもそもこのゴール、両はじにイスを置いてビニールヒモでつないであるだけのモノだから、ズルズルとゴールが移動してしまう。昨年あたりは学校も方針転換し『撮り終わった人は後ろの方に譲ってくださ〜い』“もうひとつのゴール”係の先生がハンドマイクで叫んでいました。
 ひとつ気になるのは、みんなビデオやカメラに一生懸命なのか、競技が終わった時の拍手がイマイチ少なくて寂しい。毎年カメラを忘れる私は「この目と心にしっかりと焼き付けておくからね」と、いかにももっともらしく言っているのです。
 運動会を巡る“そこまでヤルか?”は、果てしなくつづきます。校内のコンセントをビデオの充電用電池が占領。開門7時なのに、金網フェンス乗り越え5時にはシートで陣取り。その翌年は4時設営組も。お昼のお弁当に生樽ビールが登場したりと、子どもの運動会に入れ込む親は年々過激化しているようです。まあ、それもこれも我が子可愛さなのかな。

ノッティングヒルの恋人
 
 今日、久しぶりに友達と映画を見てきました。『ノッティングヒルの恋人』ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントのラブストーリーです。おもしろかった〜、笑えます。主人公の友達や妹がユニーク揃い。特に“スパンク”という同居人が最高です。あーいう人がちょっと離れたところにいて、見ているだけならホント面白いと思います。もちろん、ジュリア・ロバーツは相変わらずキュートでチャーミング。ヒュー・グラントの方は、いい味出していました。人の良さそうなバツイチ男で、とぼけた感じが頼りなさそうではあるのですが、私としては好きなタイプです。肩の凝らないサラッとしたラブ・コメディです。ぜひ、見て下さい。


1999-9

残暑お見舞い申し上げます。
 イヤー、おアツうございます。空はドピーカン、モクモクの入道雲、窓からは紺碧の海、沖に揺れるヨット、そして白い砂浜で遊ぶ可愛い子犬、時々姿を見せてくれる親子クジラ‥‥‥ここは、私のお気に入りの別荘、ハワァ〜イのマウ〜イです。サマーバケーションに来てるんで〜す。今月は太平洋の島からの「ふみ’Sレター」です。
 
 まず新作紹介。えーと、「FACE・誰かににている似顔絵」です。ブラッド・ピットには、甚だ失礼だよなぁと思っておりますが、ほぼ糸井重里???。上州屋で買ったばかりのお気に入りのルアーを、池の立ち木に引っかけてしまい、思いきり引っ張ってはみたもののどうにもならず、ナサケなーい顔をしているどっかで見たことのある人。と、言うのが正解です。
 GIFアニメのほうは、夏らしい季節ものを。「むぎわら帽子」が、風でフワァと飛びそうで飛ばない。「スイカ」の食べっぷりはナカナカ。のりものシリーズは“ゆれ”を感じて下さい。

 暑くなると「寒かったころがヤッパいい」となる。ほんとゲンキンなモンです。
 冬の寒かったころは、なぜか「干し芋」にハマッていました。このブームは、カナリ息が長かったなあ。末娘と共に近所のスーパーで買いまくり、二人でひたすら食べまくっていたような。当然二人とも腸の調子はすこぶる快調で、排出ガスの質も量も標準値(安全値?)を超えていた。今、思うとスゴイ、というよりコワイ。
 そして、この夏。干し芋は「山崎まさよし」になった。あのSMAPの♪セロリ♪を作った彼です。先日のNHK・BS“ブルースの旅”とかで、彼がアメリカ・ミシシッピーで本場のブルースに触れるという企画ものがあったんです。“ブルース”って、ほとんどワカランチンの私だけど、本場のラジオ局で、生演奏した『僕はここにいる』と、もうひとつ。たぶん『ソノラマ』?だったかなー。あれにガツンときちゃっています。この夏の暑さと相まって、CD『ドミノ』を聴きまくり。
 「何で今なの?」と息子。「山崎まさよし」がデビューしたての頃、ひとりハマッていたとか。その息子「ゆず」「DRAGON・ASH」「19」のブレイクを当てまくり、次に来るのは「○○」だー、と強気の発言。ホントか〜?
クジラ
 あっ、今、つめたーいグァバジュースを持ってきてくれました、アノ末娘が。WAOH〜!おいしい、うれしい、たのしい、ヤッパ、ハワァ〜イはイイ♪ アイらぶハワァ〜イよ。
 では、皆さんに、ハワァ〜イから愛を込めて、私のお友達のザトウクジラ・あやめちゃんの超カッコイイ、ハイジャンプシーンをお送りいたします。な〜ンてね。今回は「♪〜そうだったらイイのにな〜♪inHAWAII版」でした。暑さでちょっと、おつむクラクラなんですね。ソーなんです。ココYOKOHAMAは今日も暑い。
 では、たのしい夏休みをお過ごし下さいマセ★☆★☆★ 次回は正常?平常に戻ります。


1999-8
そーいえば、去年の夏は長雨だった。確か「梅雨明け宣言」などというものはなかったような気がする。カラッと晴れて、ギラギラ太陽、ジリジリ日焼けの本格的な夏は、今年やってくるのかな?ちょっと不安.
夏はヤッパ暑くなくちゃ!そう、そして冬は当然寒くなくちゃ!自然の摂理ですよネ。つめたーいスイカやかき氷、甘いとうもろこしや水々しいキュウリ、あっさり・こってりのナス料理、プリプリトマト、極めつけは枝豆とビール。ぜーんぶ、暑いからこそおいしい。
浴衣に甚平、うちわに蚊取り線香、下駄とサンダル、すだれに風鈴、ちょうちんや花火。日本の夏はいいなア。季節を楽しんで気候に順応して生活する知恵や道具がいっぱいある。いやー、昔の人は偉かった.
ところで、最近TVのニュースでアーミッシュのことが話題になっていた。何でも、「2000年問題」で、にわかにアーミッシュの生活様式や道具が脚光を浴びているということらしいのです.
アーミッシュっていうのはネ‥‥‥‥、うーんと、ハリソン・フォードの映画「目撃者」だったかな?(まちがえていたらごめんなさい) 偶然殺人事件を目撃してしまった少年を犯人から守るというストーリーだったっけ?この少年がアーミッシュなんです。昔ながらの生活様式を守っているキリスト教徒で、ひとつのコミュニテイを作って共同生活しているひとたち。電気やガスなどの、いわゆる文明の利器なるものを排除して、質素で簡素な暮らしをしているらしいです。
なんで2000年問題なの?っていうと、電気がシャットアウトされた時、さて動力になるものは‥‥‥で、知恵と経験の積み重ねられたアーミッシュ。と、いうことになったらしいのです。
さまざまな工夫を施してある道具が、所狭しとおいてあるお店の店長の一言。「世界中から注文が殺到しているけど、来年にはもう注文は来ない。だから、アーミッシュのお客の方がたいせつさ。」ごもっとも。
ちなみに、灯油で動く冷蔵庫、薪のオーブンレンジ、直火にのせて焼くパン焼き機など。ちょっと見てみたい道具の宝庫のようでした。生活の知恵っていうのは、道具を生み出すんですネ。道具が機械になり、知恵が技術となる。すごいなー、やるなー、人っていうのは。目的があるから進歩していくんでしょうね。その目的こそがほんとのところ重要なんだな‥‥‥と、今さらながら思っちゃいます。だって目の前にある、このパソコンのように、どっちかというと道具に振り回されて、目的?何だったっけ状態だもんねえ。そう、目的をもって暮らしていこう。暑い夏だからこそ

1999-7

さて、「今月の顔」は、ルー大柴に限りなく近いニコラス・ケイジでしたが、もうひとり「今月の顔」の候補がいました。トム・ハンクス。広ーいおでこと鼻がチャーミングです。好きな俳優なんです。
彼の主演作で、スピルバーグ監督の「プライベート・ライアン」は、いろんな意味ですごい映画でした。末っ子“ライアン二等兵”を探しだし、本国に無事送還するという任務。それでこの部隊のメンバーに抜擢された、通信兵だったかな、若い兵士がいましたよね。タイプライターを持ち出そうとした彼にトム・ハンクスは、「これだけで十分」とペンとメモ用紙を渡す、というシーンがありました。私は結構あのシーンが印象に残っているんです。何かハッとさせられちゃったんですね。私もあの若い兵士と同じところにいたんでしょうね。
そしてもうひとつ。もう15年も前に家族でスリランカに旅したときのこと。きれいに砂をならした小さな砂場がありました。現地の人に何をするところか訪ねると、そこは学校として使われている寺院で、砂場は、要するに黒板、ノートだということです。まことにシンプル。だけど、役割は十分に満たしているんですね。

この時もハッとしたのを覚えています。ハッとした時、グッと心に刻んでおくことって、ホントは身近にいっぱいあるんですね。ハッとする自分を忘れないようにしたいモンです。



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1999-12〜2000-6