2000-6b
皇居のお堀のカルガモが、もう何年も前にブレイクしてから、
シーズン限定・梅雨のカルガモファミリーの人気は安定しています(?)
うちの近くのお池にも十三羽のカルガモのヒナがご誕生あそばされました。
(皇族方のお池の親戚かもしれないので、とびきっりのご丁寧語でございますデス)
まあ、とにかくカワイイ!
こんなにカワイイとは知らンかったわ、テナくらいにメチャクチャ・カワイイ。
あまりに可愛すぎたのが災いしたのか、一羽行方知れず。
今は十二羽の子ガモと母さんガモが、ギャラリーの熱い視線を浴びています。
そのうち、皇族家ガモ?みたいに、カメラがグルーっと周りを取り囲み、
お巡りさんなんかも出てきちゃって、大騒ぎになるカモ。
お池にパンくずを投げ入れるヒトなんかも結構たくさんいて、
そのおかげなんでしょうか、ヒナの成長は著しいのでございマス。
おまけに同居しているコイまでも、
ここのところ、色つやよくビックになってきちゃってました。
豊かな食生活のお池です。
ところが、このかわいい子ガモのエサを上空から狙っているのは、
評判の良くないカラスの姐さん。
パンくずを狙う、この姐さん方がコワイ。
姐さん方は心得ているらしく、人気のヒナは襲わないらしい。
狙いはあくまで人間食のパン。こだわりがアルらしい。
だけど、母さんガモにはそんなこた〜わからない。
バッサン・バッサンと飛んで来るたびに、
頭を高く持ち上げて威嚇し、水辺でゆったりとするヒマもない。
特に生ゴミの日なんかは、はるか遠くから大集合した広域カラス団になっていて
気の弱〜い私なんかは、ちょっとこわくて近寄れないスゴさ。
グルメなゴミ置き場からあぶれたカラスは、お池に食卓を求めちゃっている。
子育てのシーズンは、どの生き物も大変ですね。
カラスだって七つの子がいるんだから。
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次はヘビのお話。
前にこのコーナーでも取り上げたことのある
『ナショナル・ジオグラフィック』
(購読期限切れで、先方から再購読のお誘いが来ているんだけど・・・
ちょっと、高いんだな、これが。お誘い贈呈してくれてアリガト!)
洗練された質の高い写真の雑誌だから
どの写真にも「ものがたり」があって当然なんだけど、
1/5ページの小さな記事の主人公はヘビ。
写真はオスヘビとメスヘビが交尾をしているところ。
ホント遠慮のないカメラマンだな〜と思いつつも、
わたしも見入ってしまいました。
2匹のヘビの優しくて穏やかであったか〜い表情が見事にとらえられた写真は、
いままで持っていたヘビのイメージをブチ破ってくれました。
生命感あふれる鮮やかなその姿は、
不吉で気味の悪いコワイ生き物ではなく
まぎれもなく“今の一瞬”を生きている美しい生命体でした。
遠慮と思慮のないのはワタシだね。
ひたすら反省・・・サル並?