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Richard Gere

 
リチャード・ギアというと『プリティーウマン』『愛と青春の旅立ち』など、シンデレラ・ストーリーを描いた作品がすぐ思い浮かびます。こういった『お金持ちでハンサムないいひと』や『超エリートでやさしくセクシーな人』はまずいないと思うのですが、だからこそなんでしょうね。エンターテイメントの世界ではこれでもかというぐらいにやってくれます。フツーの男が窓をよじ登ってきたら、『やめてよ、恥ずかしいじゃないの、窓しめるわよ。バチン』となるはずです。つまり『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢になってしまうと思うのですが、そこが二枚目俳優のすごさなんでしょうか、観ている女性の目に星が光ってます。
 彼は1度だけ日本映画にでています。『八月の狂詩曲』という黒沢作品ですが、ここではハリウッドスターの実力を見せてくれます。とても自然に作品に溶け込んでいて、それなのに大きな存在感があり、見事でした。『夢』のような作品にでたら面白いのじゃないか、と思ったのですがどうでしょう?
 『プリティープライド』もいいのですが、もっと他のジャンルでも活躍できるスターだと思うんですが・・これはひがみが入ってますかねぇ。・